作り置きコラム

作り置きの料理を安全に食べる6つのポイント

こんにちは、ラクつくのゆかり(@igarashi_yukari)です。

 

忙しい人にとって便利な作り置き。すぐ食べられるのが魅力ですが、食中毒などを防いで安全に食べるために、衛生面にも気をつけたいところです。

そこで、作り置きを安全に食べる6つのポイントをご紹介します。衛生面を気をつけて、安全においしく食べましょう!

 

1.料理にしっかり火を通す。

作り置きを日持ちさせ、安全に食べるためにも火を通す料理では、食材にしっかり火を通しましょう。

 

2.料理はなるべく早く冷やして、保存容器に入れる

料理ができた後に温かい状態が長く続いていると痛みの原因になります。できれば鍋やフライパンごともしくは保存容器に移してから氷水につけて急冷し、冷えた後はすぐに冷蔵庫に入れて保存するのがおすすめです。

 

3.保存容器はアルコール消毒か煮沸消毒を

保存容器が清潔でないと、作り置きを保存している間に菌が増える原因になります。

煮沸消毒をする場合は、煮沸消毒をしたら清潔な布巾かキッチンペーパーの上に保存容器をのせて乾かします。アルコール消毒をする場合は、食器用洗剤で洗った保存容器の水気を清潔なふきんもしくはキッチンペーパーでふいてからキッチン用アルコール除菌スプレーを吹きかけ、清潔なふきんもしくはキッチンペーパーでふきます。

このとき、手はよく洗って手から菌がつかないようにしてください。

※プラスチック容器は煮沸消毒しないでください。ホーローや耐熱ガラスは煮沸消毒できます。

 

4.清潔な箸やスプーンなどで取り分ける

作り置きへの菌の付着を防ぐため、清潔な箸やスプーンなどで取り分けましょう。

 

5.食べる分だけ器に取り分ける

作り置きを保存容器ごと食卓に並べるのはNG。室温にずっと置いておくと、料理が痛む原因になります。食べる分だけ器に取り分けましょう。

 

6.冷蔵庫の扉の開閉は少なくする

冷蔵庫の扉の開閉が多いと、庫内の温度が上がって作り置きが痛む原因になります。必要な時のみ開けるようにしましょう。

 

作り置きにおすすめの保存容器

ラクつくの電子レンジレシピの多くに使っている、イチオシの耐熱保存容器です。

サイズ感がちょうど良く、レンジ加熱後に冷ましたらそのまま冷蔵・冷凍保存できて重宝しています。

  

 

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作り置きコラム

五十嵐ゆかり 管理栄養士・料理研究家

「ラク速ごはん」をモットーに、忙しいご家庭でも作れる簡単時短・ヘルシーな作り置きレシピを中心に提案している。

共働きで平日はフルタイムで働いているため、作り置きは欠かせない。

著書に『かんたん・おいしい・カラダにいい-塩レモンでつくる基本のおかず』、『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』など。

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