作り置きコラム

パサつきがちな鶏胸肉やササミがしっとりジューシーになる調理技術「ブライニング」の方法

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こんにちは、ラクつくのゆかり(@igarashi_yukari)です。

 

人気食材の鶏むね肉やささみ。

「安価に購入できておいしい」という魅力がある一方で、パサつきが気になる、、なんて思っている方もいるのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめの、鶏むね肉やささみをしっとりジューシーにする調理技法、「ブライニング」をご紹介します。このひと手間でパサつきが気にならなくなり、グンとおいしくなりますよ。

 

また、パサつきが気にならない鶏もも肉を使用した場合でも、同様の方法でしっとりジューシーになります。

 

「ブライニング」でなぜしっとりジューシーに?

海水に近い濃度の水にお肉を漬け込むことにより、お肉の筋繊維がやわらかくなって筋細胞内に水分が吸収され、加熱してもパサつきにくくなります。

 

「ブライニング」の方法

(材料:作りやすい分量)

水…500ml

塩(水の量の3%)…15g

鶏むね肉…1〜2枚 ※ささみなら5本程度

 

(作り方)

1.密封容器に水と塩を入れて混ぜ、鶏むね肉を加えて蓋をし、冷蔵庫に1時間半〜2時間おく。

※2時間以上おくとしょっぱくなるため、すぐに使用しない場合でも2時間たったら水気を切ってください。

2.水を捨てて水気をキッチンペーパーでふき取る。

 

「ブライニング」後におすすめの料理

チキンソテー、照り焼き、蒸し鶏、バンバンジー、鶏ハム、炒め物、揚げ物など

いつも通りの調理法で作ってOKですが、すでに塩味がついているため塩や醤油、みそなど塩分を含む調味料はふだんより控えめに使用してください。

 

まとめ

「ブライニング」という調理技法をご紹介しました。

鶏むね肉やささみを調理する際に取り入れて、しっとりジューシーに仕上げておいしく味わいませんか。

 

 

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作り置きコラム

五十嵐ゆかり 管理栄養士・料理研究家

「ラク速ごはん」をモットーに、忙しいご家庭でも作れる簡単時短・ヘルシーな作り置きレシピを中心に提案している。

共働きで平日はフルタイムで働いているため、作り置きは欠かせない。

著書に『かんたん・おいしい・カラダにいい-塩レモンでつくる基本のおかず』、『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』など。

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